目次
- はじめに
- 委託内容
- 費用
- まとめ
1.はじめに
以前の記事では、エネルギー管理士の外部委託の可否、また、メリットデメリットについて解説しました。
「【エネルギー管理士】外部委託は可能なのか?」
「エネルギー管理士委託メリット・デメリット」
今回は、外部委託の費用について解説します!
2.委託内容
改正省エネ法(エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律)では、エネルギー管理士について以下のように定められています。
第十一条 一 第一種エネルギー管理指定工場等のうち製造業その他の政令で定める業種に属する事業の用に供する工場等であつて、専ら事務所その他これに類する用途に供するもののうち政令で定めるもの (エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律 より) |
第一種エネルギー管理指定工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関し、エネルギーを消費する設備の維持、エネルギーの使用の方法の改善及び監視その他経済産業省令で定める業務を管理する者(エネルギー管理者)が、エネルギー管理士です。
エネルギー管理士を外部委託したい、と考えた際、委託内容は以下のようになると想定されます。
・エネルギーの使用状況の確認(月に1回訪問又は週に2回訪問)
・エネルギー使用設備の把握
・省エネ診断
・エネルギーの使用方法の改善提案
・省エネ手法の指導
・エネルギー管理標準遵守状況の確認及び改善指導
・定期報告書(対象工場のみ)の作成支援
・中長期計画書(対象工場のみ)の作成支援
・国からの問い合わせの対応(報告書類の作成)
・業務報告書の作成
3.費用
訪問回数や業務内容によっても様々ですが、例えば週2回の訪問で二十数万円から委託可能です。
4.まとめ
弊協会にはエネルギー管理士が多数在籍しております。
エネルギー管理士の育成・求人にお困りの企業様と、ベテランのエネルギー管理士をマッチングすることで、法定管理体制の整備とエネルギー合理化の実行をサポートしたいと考えております。
外部委託について相談事ございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。